特集有期雇用労働者等に関する特別措置法の内容
年収1075万円以上の高度専門職等について無期転換ルールの特例を設ける
専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法が、今年4月1日に施行された。同法は、①5年を超えるプロジェクトに従事する専門的知識等を有する有期雇用労働者、②定年(60歳以上のものに限る。)に達した後、引き続いてその事業主又は特殊関係事業主に雇用される有期雇用労働者──について、無期転換ルールにおける通算契約期間の特例を設けるもの。①の特例対象者については、通常の無期転換ルールにおける「5年」という期間が「プロジェクトの期間(上限10年)」となり、②については、定年後引き続いて雇用される期間は無期転換申込権が発生しない──という特例が適用される。 今回は、有期雇用特別措置法の内容について、厚生労働省労働基準局労働条件政策課に解説してもらった。
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