特集時間外労働上限規制に関する労政審の建議
時間外の上限は原則月45時間・年360時間 特例の協定締結でも一定制限で年720時間
労働政策審議会の建議では、時間外労働の上限規制について、法定労働時間を超えて労働可能となる時間外労働の限度を、原則として、月45時間、かつ、年360時間とし、上限に関する違反には罰則を課すとしている。ただし、特例として、臨時的な特別の事情がある場合として、労使協定を締結した場合には年720時間を上限とし、この場合も、①休日労働を含み2か月ないし6か月平均で月80時間以内、②休日労働を含み単月で100時間未満、③原則である月45時間を上回る回数は年6回まで──の制限を設けることを提言している。
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