労災保険の業務上外取消訴訟で 重要な判決が多く出されて... ダイジェスト一覧

特集年末特別企画

今年の労災裁判を振り返る

労災保険の業務上外取消訴訟で 重要な判決が多く出されている

 今回の特徴としては、建設アスベスト関係が昨年に一段落して、精神疾患のうちのとりわけ業務上外に関する判決が多いこと、労災保険の業務上外の取消訴訟で重要な判決が多く出ていることがあげられる。  ここ2、3年、アスベスト事件の判決や行政の動きが活発であるが、今年も若干の動きはあるので紹介する。  また、その他に、労災請求の関係で、いろいろ特色のある重要な事件が多くあるので紹介することとする。

(外井(TOI)・鹿野法律事務所 弁護士 外井 浩志)

News

  • (令和4年度の厚生労働省第二次補正予算案) 雇用保険財政の安定に7276億円を計上
  • (厚労省・雇用労働政策パッケージ) 賃上げ・人材活性化・労働市場強化の取組み示す
  • (石綿ばく露防止対策等検討会)事前調査の充実・強化と報告対象見直しなど提言
  • (令和4年「就労条件総合調査」) 定年年齢が65歳以上の企業割合24.5%で過去最高
  • (労政審・第182回 労働条件分科会) 専門裁量制の対象業務検討でヒアリング結果示す
  • (今年10月施行の労働者協同組合法) 11月18日現在6つの労働者協同組合が新たに設立
  • (平成31年卒業の新卒者離職状況) 就職後3年以内離職率は高卒35.9%・大卒31.5%

特集

在職定時改定の取扱いに関する改正通知

基準日に被保険者資格喪失し1月以内に 再度取得した場合は再度取得日が 加給年金額の生計維持関係認定日に

(編集部)

シリーズ転ばぬ先の労働法〈紛争予防の誌上ゼミ〉

第62講 ウィズ・コロナ時代の労働法の論点《5》

解雇回避努力義務と真摯な協議

労働者の適性や意向にも配慮し人事制度上取り得る異動に向けた提案を

(北海学園大学法学部教授・弁護士 淺野 高宏)

シリーズ新型コロナ関連の緊急法律相談

不当要求対応、大学・学校の運営、刑事告訴、地方公共団体

《第28回》不当要求に対応する場面では労働者に対するケアの視点も重要に

(畔山総合法律事務所 代表弁護士 畔山 亨)

シリーズ労働スクランブル

~働く側の人・組織からの声・意見~

第434回

物価高に、コロナ禍に翻弄された1年

~2022年を振り返ると、4重苦に喘いだ1年だったというのが実感~

(労働評論家 飯田 康夫)

労務相談室

  • 労働基準法1ヵ月のうち特定日のみコアタイム設けたい/留意する点などは
  • 労務一般LGBTQの旨を上司に打ち明けた従業員/どのような対応必要か
  • 労務一般台風が迫る日に私有車の業務使用認める/水没したが当社の責任は

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