特集年末特別企画
今年の労災裁判を振り返る
精神疾患の業務上外に関する判決や労災請求関係で特色ある重要事件が
今回の特徴としては、今回も精神疾患のうちのとりわけ業務上外に関する判決が多いこと、また、労災請求の関係で、いろいろ特色のある重要な事件が多く出ていることなどがあげられる。じん肺事件やアスベスト事件は、ここ２、３年、アスベスト事件の判決や行政の動きが活発である。今年は大きな動きはなかったが、令和５年５月19日には、建設アスベスト事件の控訴審で建材メーカーであるノザワとの関係で和解が成立している。雇用や契約関係のない元労働者との和解成立は初めてだという。
News
- （令和５年度 厚生労働省補正予算案）「業務改善助成金」継続に180億円計上
- （技能実習・特定技能の有識者会議） 最終報告書たたき台で新制度・育成就労を提示
- （第25回 過労死等防止推進協議会） 令和６年７月の大綱の見直しに向けた検討を開始
- （労政審・第186回 雇用保険部会） 育休と教育の給付見直し案に別財源求む意見多数
- （労政審・第190回 労働条件分科会） スト規制法部会新設し廃止含めた検討行うことに
- （令和５年「就労条件総合調査」） 年休平均取得日数10.9日で昭和59年以降過去最高
- （建築物環境衛生管理技術者試験） 令和５年度の合格者数は1804人・合格率21.9％に
特集
改正「定時決定・随時改定の事務取扱い事例集」④〈最終回〉
実費弁償でない在宅勤務手当は固定的賃金の変動に該当し随時改定の対象に
シリーズクローズアップ 新法律問題
File５「退職者の競業避止義務・秘密保持義務」
紛争の予防・事後的な損害賠償請求等のためには事前の準備が重要
シリーズ労働スクランブル
～働く側の人・組織からの声・意見～
第457回
生成ＡＩ巡り、認知度高まるも不安感じる
～連合総研が「生成ＡＩに関する意識」をアンケート調査～
労務相談室
- 労働基準法労働条件の明示ルール／改正後の明示事項いつから適用か
- 賃金関係当社から300万円借りている者が自己破産に／天引き続けられるか
- 安全衛生数年間も定期健診の受診を拒否／懲戒処分を課したい
【労働基準広報】読者会員専用サイトでは以上の記事の全文（PDF）を閲覧できます。
