特集「同一労働同一賃金ガイドライン案」の内容②
会社貢献に応じた賞与なら貢献に応じて非正規にも同一の支給を
前号に引き続き、「同一労働同一賃金ガイドライン案」の内容を紹介する。 ガイドライン案では、賞与について、会社の業績等への貢献に応じて支給しようとする場合、正規雇用労働者と同一の貢献である非正規雇用労働者には、貢献に応じた部分につき、同一の支給をしなければならないとしている。その上で、問題となる例として、①正規雇用労働者と同一の会社業績への貢献がある有期雇用労働者に対して、当該正規雇用労働者と同一の支給をしていないケース、②正規雇用労働者には職務内容や貢献等にかかわらず全員に賞与を支給しているが、非正規雇用労働者には支給していないケース──をあげている。
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