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特集年末特別企画

今年の労災裁判を振り返る

精神疾患関連の増加傾向がストップしパワハラによる損害賠償請求が増加

 今年の労災裁判の特徴は、長年続いてきた精神疾患の業務上外の判決、精神疾患に関する損害賠償事件の増加傾向がストップし、他方でパワハラによる損害賠償請求事件が増加していること。  パワハラについては、仕事中の暴言・土下座の強要や暴力、威圧的な言辞による退職の強要、不正行為の内部告発への報復、到底1人では対応できない過重な業務への配置換えなど、その態様も多岐にわたっている。  また、今回は全国建設アスベスト事件判決が多く出されているのも特徴の1つ。そのため、各事件の論点の概略を一覧表にまとめて示してもらった。

(外井(TOI)法律事務所 弁護士 外井 浩志)

News

  • (トラック運転者の長時間労働削減でガイドライン) 改善に向けたステップと具体的対応例示す
  • (日本産業カウンセラー協会まとめ) 相談者は前年の約1.6倍相談件数では約1.5倍に
  • (第50回社労士試験の合格者)合格率は6.3%で前年を0.5ポイント下回る
  • (30年9月末現在の行動計画届出状況) 女性活躍推進法の認定受けた企業が約700社に
  • (厚労省・30年度輝くテレワーク賞) 優秀賞1社、特別奨励賞2社、個人賞2名を決定
  • (連合総研・勤労者2000人に調査) 99人以下規模では年休取得ゼロの者が4人に1人
  • (グッドキャリア企業アワード2018) 従業員の自律的キャリア形成を支援する10社を表彰
  • (毎勤統計・30年夏季賞与) 3年連続で前年を上回り4.7%増の38万3879円に

特集レポート

全求協の専門部会が「若者の早期離職に関する調査」結果を発表

労働時間や給与などの条件より仕事の意義や意味を重視した企業選びを

(編集部)

シリーズ労働局ジャーナル

「みやぎ働き方改革推進セミナー」を開催 水町教授の講演や地元企業の取り組み事例発表も

宮城労働局

シリーズ裁判例から学ぶ予防法務

第47回 高知県立大学後援会事件 高知地裁 平成30年3月6日判決

通算雇用期間の上限理由とする雇止めの適法性等

有期雇用の位置づけを明確にして 更新手続や上限など詳細な説明を

(ユナイテッド・コモンズ法律事務所 弁護士 井澤 慎次)

シリーズ労働スクランブル

~働く側の人・組織からの声・意見~

第342回

賃金不払い、雇止め、パワハラなど山積

~連合「なんでも労働相談ダイヤル」にみる働き難さの実像~

(労働評論家 飯田 康夫)

労務相談室

  • 労働基準法裁量制の社員が秋の連休中の時間外申告/時間外手当必要か
  • 懲戒違反行為繰り返す無期契約の従業員/有期契約に変更可能か
  • 労働保険徴収法労働保険の一括有期事業の保険事務/どのような改正か

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