特集政府のテレワーク関係「令和3年度予算概算要求」
地方のサテライトオフィス整備等支援し 東京圏一極集中の是正図る交付金を創設
テレワークに関しては、政府全体でその普及促進に当たっている。内閣官房IT室が政府目標を設定して、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省が連携して普及展開を図っているが、コロナ禍における感染拡大の防止の観点からも、政府の「骨太方針2020」や「成長戦略フォローアップ」(令和2年7月17日閣議決定)などに、その導入支援を強力に推進することなどが盛り込まれた。 令和2年10月26日の所信表明演説の中で、菅総理がテレワークの普及促進に意欲的な姿勢をみせるなど、今後、政府のテレワーク関係施策は、その加速度を増していくものとみられる。令和3年度予算の概算要求額として、厚生労働省では、「良質な雇用型テレワークの導入・定着促進」に約31億円を、内閣府地方創生推進室は、「地方創生テレワーク交付金の創設」に150億円を計上した。 ここでは、厚生労働省をはじめとする関係府省のテレワーク関連施策の令和3年度予算概算要求などをみていく。
News
- (大阪医科薬科大学・メトロコマース事件最高裁判決) 賞与・退職金不支給は不合理と認められない
- (日本郵便事件で最高裁判決)扶養手当や年末年始勤務手当などの格差は不合理
- (令和元年度新卒者内定取消し) 79事業所で201人が内定取消うち102人が就職済
- (「もにす認定制度」で初の認定) 「有限会社 利通」など優良中小事業主の3社を認定
- (賃金構造基本統計訂正の影響) 給付基礎日額の一部を改正し今年10月1日から適用
- (毎勤統計令和2年8月分結果確報) 現金給与総額27万3243円で前年に比べ1.3%の減少
- (高年齢者雇用推進セミナー開催) 高年齢者雇用の基調講演受賞企業の取組発表行う
特集トピックス
標準報酬月額の特例改定の延長等
8月~12月の1ヵ月に新型コロナによる休業で報酬下がった者等も翌月から改定可能に
シリーズ転ばぬ先の労働法〈紛争予防の誌上ゼミ〉
第55講 ウィズ・コロナ時代の労働法の論点《1》テレワーク②
企業がテレワークに適した雇用形態や業務を熟考し選択することが重要
シリーズ弁護士&元監督官がズバリ解決!~労働問題の「今」~
第76回 改正女性活躍推進法
2022年4月から労働者数101人以上の事業主に一般事業主行動計画の策定義務
シリーズ労働スクランブル
~働く側の人・組織からの声・意見~
第387回
不透明感漂う2021コロナ春闘の行方は
~連合 12月1日の中央委員会で2021春闘方針決める~
労務相談室
- 労働基準法三六協定での労働者側の締結当事者/嘱託再雇用の者でよいか
- 雇用保険法賃金支払対象期間に休業手当の支払/離職証明書への記載は
- 配置転換配転による職務の変更で賃金が減額/不利益変更か
【労働基準広報】読者会員専用サイトでは以上の記事の全文(PDF)を閲覧できます。