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特集若者雇用促進法に基づく「事業主等指針」の改正

個人情報の適切な管理やハラスメント問題への対応などの措置を新たに追加

 厚生労働省は、青少年の雇用機会の確保及び職場への定着に関して事業主等が講ずべき措置を定めた指針を改正した。今回の改正は、近年問題となった留意事項について、事業主等が講ずべき措置を新たに定めたもの。  具体的には、事業主等が講ずべき措置として、①募集情報等提供事業者・募集者等における個人情報の管理、②就活生等に対するハラスメント問題への対応、③内定辞退等勧奨の防止、④公平・公正な就職機会の提供──の事項が追加されている。  ③のハラスメント問題への対応では、事業主は、パワーハラスメント指針など、各種ハラスメント防止指針等に基づき、職場におけるパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、妊娠、出産、育児休業等に関するハラスメントの防止のため、雇用管理上の措置を講ずることとする旨が規定されている。(編集部)

News

  • (政府・「骨太方針2021」を閣議決定) ポストコロナの経済社会ビジョン等示す
  • (改正健康保険法等が成立・公布) 年収200万円以上かつ課税所得28万円以上は2割負担
  • (テレワークセキュリティガイドライン) 総務省・セキュリティの動向などに対応して改定
  • (毎勤統計 令和3年4月分速報) 現金給与総額は27万9135円となり前年同月比1.6%増加
  • (コロナ支援金相談コールセンター) 厚労省に新型コロナ自立支援金相談ダイヤル設置
  • (令和2年 労働災害動向調査結果) 規模100人以上の度数率1.95に上昇(前年1.80)
  • (テレワーク・デイズ2021実施方針) 東京オリ・パラ期間の9月5日まで集中的に実施
  • (令和3年度「輝くテレワーク賞」) 応募期間は8月20日まで企業と個人を大臣が表彰
  • (令和2年 労使間交渉等実態調査) パート・有期の加入資格がある労組の割合が上昇

シリーズ裁判例から学ぶ予防法務

第74回 石田商会事件 大阪地裁 令和2年7月16日判決

管理監督者性と固定残業代を含むという職務手当

コロナ禍理由でも固定残業代の支給停止には不利益変更の手続が必要に

(ユナイテッド・コモンズ法律事務所 弁護士 井澤 慎次)

シリーズ労組対応をめぐる労働組合法の実務

第11回・便宜供与

複数組合の一方にのみ事務所を提供することは不当労働行為となりうる

(石嵜・山中総合法律事務所 弁護士 横山 直樹)

シリーズ労働スクランブル

~働く側の人・組織からの声・意見~

第401回

コロナ禍、仕事のストレス増え、解消策は

~エン・ジャパン調べ 1万人アンケートで54%がストレス実感~

(労働評論家 飯田 康夫)

労務相談室

  • 労働基準法休業手当受給期間に他で収入を得た場合/控除できるか
  • 新型コロナワクチン接種のための休暇や中抜け制度/就業規則の変更必要か
  • 賃金関係死亡退職金の支払対象の母が認知症/兄弟に支払ってよいか

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