特集「解雇無効時の金銭救済制度検討会」の報告書
仮に金銭救済制度を導入する場合に 取り得る仕組みに係る選択肢等示す
令和4年4月12日、厚生労働省の「解雇無効時の金銭救済制度に係る法技術的論点に関する検討会」(座長・山川隆一東京大学大学院法学政治学研究科教授)が報告書をとりまとめた。報告書では、解雇無効時の金銭救済制度について、仮に制度を導入するとした場合に法技術的に取り得る仕組みや検討の方向性等に係る選択肢等を示している。具体的には、「無効な解雇がなされた場合に、労働者の請求によって使用者が一定の金銭を支払い、当該支払によって労働契約が終了する仕組み」を念頭に置き、2つの構成(形成権構成及び形成判決構成)について検討している。
News
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特集トピックス
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育児休業等期間中の土日などの休日や 有給休暇も育児休業等日数に含まれる
シリーズ裁判例から学ぶ予防法務
第82回 ネオユニットほか事件 札幌高裁 令和3年4月28日判決
就労継続支援A型事業所閉鎖に伴う整理解雇の有効性
整理解雇には最大限の誠意を尽くして 徹底的に丁寧に対応することが肝要
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③
労使合意に基づく適用拡大は労使が了承の上行うため申出は双方了承の上事業主が行う
シリーズ労働スクランブル
~働く側の人・組織からの声・意見~
第422回
物価、今後も上昇が続くとの認識が急増
~連合総研調べ 勤労者短観からみえる勤労者の仕事と暮らし~
労務相談室
- 労働基準法雇用契約書及び労働条件通知書/PDFで保存してもよいか
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- 新型コロナ事業継続計画で有事の際の勤務/就業規則の変更・届出必要か
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