シリーズ人事異動の法律ルールと実務Q&A
第1回・人事異動の共通知識① ~人事異動の種類・実施手順~
人事異動の有効・無効等の判断基準は その多くが裁判例にゆだねられている
使用者の人事異動命令の有効・無効等の判断基準は、制定法としては、育児・介護休業法第26条(労働者の配置に関する配慮)、男女雇用機会均等法第6条(性別を理由とする差別の禁止)などわずかな規定があるのみで、そのほとんどが裁判例にゆだねられている。そのため、労使(使用者と従業員・労働組合)が人事異動の法的ルールを正確に理解し実務に生かすことがむずかしくなっている。 本シリーズでは、使用者が適法・有効に人事異動を行い、労働者が人事異動命令に従うための判断基準とその理由について、Q&A形式でわかりやすく解説する。 第1回は「人事異動の共通知識①」として、人事異動の種類や実施手順について解説してもらった。
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