あまりに長期の試用期間は 公序良俗違反になることも ダイジェスト一覧

特集新入社員受入れの実務Q&A

あまりに長期の試用期間は 公序良俗違反になることも

 毎年、4月1日になれば、多くの企業が新入社員を迎える。例えば、新たに雇い入れた労働者については3~6ヵ月の試用期間を設けることが一般的であるが、試用期間中であるからといって無条件に労働者を解雇したり本採用を拒否できるわけではない。また、あまりに長すぎる試用期間を設けたり、何度も延長することは、試用期間中の労働者の地位が不安定であることから、公序良俗違反になるおそれもある。今回は、新入社員受入れの際の労務管理上のポイントについて、Q&A形式でみていく。

(編集部)

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  • (25年度・サービス残業是正結果) 是正支払額は2年ぶりに前年度上回る約123億円
  • (26年・労働組合基礎調査結果)推定組織率は過去最低を更新し17.5%
  • (26年上半期雇用動向調査結果) 入職率は前年同期比1.3ポイント上昇し10.7%に
  • (26年・小規模事業所の賃金等) 5人未満規模の月給は前年比0.9%増の19万2120円
  • 厚生労働省人事異動
  • ブラック企業の見分け方をコントなどで解説

シリーズ転ばぬ先の労働法〈紛争予防の誌上ゼミ〉

第20講 懲戒処分の通告から公表、説明まで

懲戒解雇処分であっても 解雇予告には留意が必要

(北海学園大学法学部准教授・弁護士 淺野 高宏)

シリーズ弁護士&元監督官がズバリ解決!~労働問題の「今」~

第6回 改正パートタイム労働法等パートタイム労働をめぐる問題①

正社員と差別的取扱いが禁止されるパートの拡大などに留意が必要

(弁護士・森井利和 & 特定社会保険労務士・森井博子)

シリーズ企業税務講座

第50回 従業員等死亡時の税務処理

所得税か、相続税かの見極めを

(橋森・幡野法律会計事務所 弁護士 橋森 正樹)

シリーズ労働スクランブル

~働く側の人・組織からの声・意見~

第205回

2年連続ベア実現で経済の好循環なるか

~連合・金属労協の2015春闘方針とトップのベアへの決意を読む~

(労働評論家 飯田 康夫)

労務相談室

  • 社会保険初めて外国人労働者を採用/社会保険の手続きの注意点は
  • 障害者採用後にメンタル疾患を発症した者/障害者雇用者数に算入できるか
  • 労働基準法派遣元と派遣先で所定時間違う/時間単位年休の与え方は

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